子育て

育児ストレスと向き合おう! 知って安心対処法

 

「赤ちゃんが寝てくれなくてイライラする。」「なんで泣き止んでくれないの…。」

「夜泣きで毎日起きてしまう…。」

育児ではこんな場面がたくさんありますよね。

育児は素晴らしい経験である一方で、多くのパパママたちにとってストレスの原因になることもあります。

特に、赤ちゃんが生まれてから1歳までの育児は、パパママにとって大きな負担となることがあります。

この記事では、1歳までの育児ストレスについて解説・対処法をご紹介します。

育児ストレスの種類と原因

身体的ストレス

赤ちゃんのケアによる身体的疲労

赤ちゃんのケアは、一日中立ちっぱなしで、抱っこやおんぶなどの重労働が続くため、身体的に疲れがたまります。

特に、新生児期は夜泣きや授乳のために睡眠不足が続き、非常に疲れがたまりやすくなります。

また、抱っこや授乳の姿勢が悪い場合、腰痛や肩こり、首の痛みなどが発生し身体がどんどんと重くなってくることも。

身体的疲労は体の疲れなどで直接わかりやすく精神的ストレスにもつながり、育児ストレスの原因となることがあります。

心理的ストレス

育児に関する不安や疑問

初めての子育てである場合、育児に関する不安や疑問などがなかなか解消されず、ストレスになってしまうケースが多いです。

ちゃんとした育児=完ペキを求めすぎてしまい、上手くいかなかった、「なんでこの子はできないの」などと自己嫌悪に陥ることがよくあります。

周囲の期待や評価へのプレッシャー

第一子であったり、祖父母の中で初孫の場合は期待や評価が高まり、育児に対してのアドバイスもかえってプレッシャーになってしまうことがあります。

またパパママ自身が自分の育児スキルや役割に不安を感じたり、睡眠不足や育児による時間や自由の制限、家計の負担など、
さまざまなストレス要因が存在します。

社会的ストレス

育児と仕事の両立

仕事でのプレッシャーや、子どもの急な病気やイベント、保育園の都合など、予期せぬトラブルが発生することが多く、予定の変更や調整が必要になります。

さらに、家事や育児の負担もあり、精神的にも肉体的にも疲れやすくなります。

社会的ストレスは、職場でのパフォーマンスや家庭での関係性にも悪影響を与えるため適切な対処方法が必要となります。

子育て環境の問題

保育園の待機児童問題や待機時間の長さ、子育て支援制度の不十分さ、子どもを連れて行ける場所が少ないなど、子育てに必要な環境が整っていないことがストレスの要因となります。

また、周囲の理解が得られず、育児や家事の負担が増加することもあります。

子育て環境の改善には、政策や社会全体の取り組みが必要であり、個人レベルでも情報収集や支援機関の活用が大切です。

育児ストレスの影響

パパママの健康への影響

育児ストレスは、パパママの健康に大きな影響を与えます。

ストレスが長期化すると、免疫力の低下や高血圧、糖尿病などの身体的な症状が現れるほか、うつ病や不安障害などの精神疾患を引き起こす可能性もあります。

また、育児ストレスが夫婦関係や家族関係に悪影響を与え、家庭内のストレスを増幅させることもあります。

親子関係への影響

育児ストレスは、親子関係に悪影響を与えることがあります。

ストレスが溜まり過ぎると、イライラや不機嫌な態度、子どもに対する暴力や虐待などの問題行動を引き起こすことがあります。

また、ストレスが原因で親自身が子どもに対して感情的になり、冷たく接してしまうこともあります。

社会的影響

育児ストレスは、社会的な影響を与えることがあります。

例えば、ストレスが原因で職場において業務のミスが増え、仕事への集中力が低下することがあります。

また、育児ストレスが原因で親自身が精神的に不安定になり、社会生活に支障をきたすこともあります。

育児ストレスの対処法

ストレスを減らす方法

育児ストレスを軽減するためには、ストレスを減らす方法を実践することが大切です。

以下は具体例になります。

・赤ちゃんが日中寝ているときは家事のチャンスと思っているママも多いかもしれませんが、疲れているときは一緒に寝てしまいましょう。

・一定の姿勢を取り続けていると身体が固まってしまいます。運動は無理でも、軽いストレッチを1分でもいいので取り入れたり、赤ちゃんと一緒に外に散歩に出ても気分転換になります。

・好きな音楽などは、大音量でなければ赤ちゃんと一緒に楽しんでみてもいいでしょう。

・家族や友人、子育て支援センターなどで話を聞いてもらったり共有・共感するとストレスが軽減されます。

・ストレスフルな場合は祖父母やベビーシッターなどに依頼し、数時間でも一度赤ちゃんと離れてみるのもいいでしょう。

・家事の中でも食事の準備など簡素化できるものはミールキットなどを上手に使い手抜きをする。

ストレスを抱えず、赤ちゃんと一緒に発散する方法を考えてみるのが得策です。

サポートを受ける方法

育児ストレスを軽減するためには、サポートを受けることも重要です。

夫や家族、友人、地域のサポートなど、周囲の人々に支援を求めることが必要です。

また、子育て支援センターや助産師、保健師などの専門家からアドバイスを受けることも有効です。

「自分だけじゃないんだ」ということがわかるだけでも、ストレスが軽減される場合があります。

プロの支援を受ける方法

育児ストレスが深刻な場合は、プロの支援を受けることも必要です。

まずはベビーシッターに依頼して、数時間でもいいので赤ちゃんから離れ、自分だけの時間を持ってみてもいいかもしれません。

ストレスがたまりすぎてどうしようもないという方は精神保健福祉士や心理療法士、カウンセラーなどの専門家が、育児ストレスの解消に役立ちます。

まとめ

育児ストレスは、親にとって大きな負担となることがあります。

身体的、心理的、社会的なストレスが原因となっていることが多いですが、適切な対処法を行うことで、ストレスを軽減することができます。

育児に対して完ペキを求めてしまわれる方が多いですが、自分なりにできていれば赤ちゃんには必ず愛情が伝わります。

パパママが笑顔で過ごしていると、子どもの健やかな成長につながり、親子関係も円満になります。

育児ストレスに向き合い、冷静になって対処することが大切です。

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