子育て

赤ちゃんの健やかな成長をサポート!離乳食の進め方

「離乳食っていつから始めたらいいんだろう。」

「どんなものを上げたらいいのかわからない。」

など、初めての子育てには不安がいっぱいですよね。

赤ちゃんにとって、離乳食は成長に必要不可欠なものです。

母乳やミルクだけでは、必要な栄養素を十分に摂取することができなくなってくるため、離乳食を開始する時期がやってきます。

いつから離乳食を始めるべきか、または離乳食で赤ちゃんに食べさせていい食べ物とそうでないものがあることを知らないママも多いのでは?

今回は、赤ちゃんの離乳食の進め方についてご紹介していきます。

離乳食を始めるタイミングはいつが適切?

離乳食を始めるにはいくつかポイントがあります。こちらについて解説します。

1.離乳食を始める目安の月齢

離乳食を始める目安の月齢は、5〜6か月頃です。

この時期になると、母乳やミルクだけでは赤ちゃんの栄養バランスが取りづらくなります。

ただし、赤ちゃんの成長や体調によっては、早期から離乳食を始める必要がある場合もあります。

医師や保健師と相談し、適切なタイミングを決めるようにしましょう。

2.離乳食を始める前に注意すべき食べ物

離乳食を始める前に注意すべき食べ物は、卵や魚、乳製品、小麦粉などのアレルギー物質を含む食品です。

アレルギーの原因となることが多く、早期に与えるとアレルギーを引き起こすリスクがあります。

また、蜜はボツリヌス菌を含んでいるため、1歳未満の赤ちゃんに与えることは危険です。

3.離乳食を始める前に赤ちゃんの準備をする

離乳食を始める前には、赤ちゃんが座ることができるようになっているか、首が座っているか、口の中に歯が生えてきているかを確認することが必要です。

また、食事のために使うスプーンやボウル、椅子などの用意も必要です。
食器は赤ちゃんに与えている最中の不測の事態に備えて、シリコン製のものがおすすめです。

赤ちゃんが食べ物を食べるのに興味を示している兆候があれば、離乳食を始める準備が整っていると言えます。

初期の離乳食の進め方

初期の離乳食は、生後5〜6ヵ月で初めての食事になるので、食材や上げるタイミングに注意が必要です。

初期の離乳食の進め方について解説します。

1.初期の離乳食におすすめの食材

初期の離乳食におすすめの食材は、野菜や果物、米粉、豆腐などです。

これらの食材は消化しやすく、アレルギーのリスクも低いため、赤ちゃんにとって安全な食材と言えます。

また、赤ちゃんに与える野菜や果物は、加熱調理をし、つぶしたりすることで食べやすくなります。

すり鉢やブレンダーをしようすると簡単に作ることができます。

2.食材の選び方と調理方法

初期の離乳食で注意すべき点は、食材の選び方と調理方法です。

食材は新鮮で無農薬のものを選ぶようにし、調理方法は蒸したり煮たりするなど、柔らかく噛み砕けるようにすることが大切です。

また、調理の際には、加熱しすぎないように気を付け、赤ちゃんが食べやすいようになるべく滑らかにつぶすことが必要です。

3.赤ちゃんの反応や体調に注意するポイント

初めての離乳食は赤ちゃんにとって新しいものであり、食べ物に対する反応や体調に注意が必要です。

食べ物を食べた後にアレルギー症状が現れる場合は、医師に相談し、適切な対処方法を取るようにしましょう。
アレルギーが出てしまっても対応できるよう、初めての食材はなるべく日中に食べさせてみるようにしましょう。

また、食べ物に対する好みや量には個人差がありますので、赤ちゃんの様子を見ながら進めることが大切です。

中期の離乳食の進め方

中期の離乳食は、生後7〜8ヵ月で徐々に食材のバリエーションを増やし、固形物を取り入れていく時期です。

中期の離乳食の進め方について解説します。

1.食材のバリエーションを増やす

初期の離乳食で与えた野菜や果物に加えて、肉や魚、卵などの動物性たんぱく質や、亜鉛、ビタミンB12などの栄養素が含まれる食品を加えます。

ただし、肉や魚を与える場合は、まずは茹でて柔らかくしてから、つぶしたり煮込んだりして与えましょう。

具体的には、以下のような食材を取り入れてみましょう。

  • 肉類(鶏肉、豚肉、牛肉など)
  • 魚介類(ささみ、さば、いわし、かつおなど)
  • 卵(卵白、卵黄)
  • とうもろこし、グリーンピース、アスパラガスなどの野菜

2.食材の切り方に注意する

食材の切り方にも注意が必要です。赤ちゃんの食べやすい大きさに切り分けることや、食べやすい形状にすることが大切です。

また、野菜や果物は、蒸したり煮たりして柔らかくすることで、食べやすくなります。

3.3回食に移行する

徐々に、授乳やミルクの回数を減らし、離乳食の回数を増やしていきます。

中期の離乳食では、1日3回の離乳食を目安に、朝、昼、夕方の食事を一緒に取るようにします。

4.量を増やす

赤ちゃんの食欲に合わせて、食事の量を増やしていきます。

また、1回の食事でいろいろな食材を組み合わせることで、栄養バランスを整えるようにしましょう。

5.食事の時間を楽しくする

離乳食の時間は、赤ちゃんとのコミュニケーションの場でもあります。

食事の時間を楽しく過ごすために、赤ちゃんと会話をしたり、食べ物に触れて遊びながら食べることもできます。

後期の離乳食の進め方

後期の離乳食は、生後9ヵ月~で徐々に固形食品へ移行していく時期です。

赤ちゃんの成長に合わせて、食べやすい形や食感の食材を与えるようになります。

また、食事のバランスや栄養素の摂取量にも気を配る必要があります。

後期の離乳食の進め方について解説します。

1.食材の選び方について

後期の離乳食では、赤ちゃんが食べやすい形や食感の食材を選ぶようにしましょう。

例えば、手でつかめる大きさに切った野菜やフルーツ、薄く切った魚や肉などが適しています。

また、赤ちゃんが噛めるように、柔らかい食材から徐々に固いものを与えるようにしましょう。

2.食事のバランスについて

後期の離乳食では、赤ちゃんの食事のバランスも大切です。

主菜、副菜、汁物などをバランスよく取り入れることが理想的です。

また、タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく摂るように心がけましょう。

3.栄養素の摂取量について

後期の離乳食では、栄養素の摂取量も重要です。

赤ちゃんの成長に合わせて、必要な栄養素をしっかり摂るようにしましょう。

例えば、鉄分やカルシウムなどの栄養素は、赤ちゃんの成長に必要な栄養素です。

そのため、食材の選び方や調理方法にも注意が必要です。

4.食事の回数について

後期の離乳食では、食事の回数も増えてきます。

一日に3食の固形食品を与えるように心がけましょう。

また、水分も忘れずに与えましょう。水分は、ミルクやお茶、野菜や果物から摂ることができます。

まとめ

離乳食を始める際は、赤ちゃんの体調や反応をよく観察しながら進めることが重要です。

初期の離乳食では、まずは野菜や果物などの柔らかい食材から始め、少しずつ種類を増やしていくようにしましょう。

中期の離乳食では、食材をすりつぶすなどして、少しずつ食感を増やすことが大切です。また、卵や肉、魚などの動物性の食材を加えることもできますが、アレルギーに注意しなければなりません。

後期の離乳食では、赤ちゃんが食べやすい形や食感の食材を取り入れつつ、野菜や果物、豆腐、卵などから必要な栄養素を摂取するように心がけましょう。一方で、塩分や砂糖の摂取量には注意が必要です。

離乳食を始めるタイミングは、赤ちゃんの成長に合わせて進めることが重要です。

また、離乳食の進め方には個人差があるため、赤ちゃんの様子をよく観察しながら進めることが大切です。
赤ちゃんが十分に食べられるように、食事の時間帯や場所、与える量なども考慮しましょう。

離乳食を進める上で大切なのは、赤ちゃんが食べることを楽しめるようにすることです。
赤ちゃんが食べ物に興味を持ち、自分で食べることを学ぶようにサポートしましょう。
そして、赤ちゃんが食べたものや摂取した栄養素を記録しておくことで、健康的な成長を促すことができます。



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